Google Appsの頃から使用していた無償版G Suitesが有料プランのGoogle Workspaceへ移行してくださいとお願いされました。独自ドメインでほぼmailだけを使用していたので、メールだけ無償で使えるサービスはないかと探していて GIZMODO他の記事を参考に zoho mail に移行しました。
メールの送受信はできるようになったのですが、過去のメールの移行は、今のところできていません。日本語ドキュメントが古くて現場にあっていないし、英語のドキュメントを見ながら進めましたが、GoogleのAPIまわり特に面倒くさくて今のところ失敗しています。あきらめたい。
当ページを真似して、いかなる損害が出ても責任とれませんのでよろしくお願いします。at your own risk
以下、手順です。
まず、https://www.zoho.com/jp/mail/ へ行き、「広告表示なしのメールに利用を開始する」のところの「メールアドレス」の方を選択して「無料プランに登録する」
一見して有料プランだけが並ぶけど、スクロールして下へ行き、「永久に無料のプラン」の「無料お試し登録」
名前とメールアドレスとパスワードを設定。これから登録するメールじゃないgmailにしました。
で、「登録する」を押して、ワンタイムパスワードが送られてくるのを待つのですが、いつまで経っても送られて来ない! いきなり出鼻をくじかれたと思ったら、迷惑メールに放り込まれていてあせる。(googleわざとやっていないか説ある)
さて、めでたくログインするといきなり管理画面なんですが、いきなり英語です。日本語になってる画面を載せてるサイトがあるのでUIが新しくなって翻訳がおいついてないんですかね。あと、DNSの設定までの初期設定が終わった後の管理画面はちゃんと日本語になっています。かえって何のこと言ってるのかわかりにくい部分もあったりするのはあるあるですね。
+を押して、自分の持っているドメインを入力。www. で始まるサイト持ってないんですがね.. Industry Type は、Non-profit にしました。
ここで、Add したものの何も起こらず... 2回ほど強制リロードすると先へ進みました。なんだよ、それ。
ドメインの認証のためDNSのTXTレコードを追加します。自分の持っている独自ドメインは、ムームードメインで、そこの管理画面へ行き、zohoに言われた(上の図) TXTレコードを追加。
zoho に戻って Verify TXT Record
手応えなくサクっと進み合格。Super Administratorのアカウントを求められるので自分の独自ドメインのアドレスを入れてみる。
アカウント追加できる画面に来たけど、追加せずに Proceed To Setup Groups
グループも何も作らずに、Proceed To DNS Mapping
表示されたMXレコードをもう一度ムームードメインのDNS管理画面に戻り設定。google関連のDNS情報を削除して置き換えます(設定画面省略というか撮り忘れ)。ムームー側で書きかえたら、再度、zoho に戻り Verify ALL Record。MXを変更すると、google側で受信できなくなるので引き返すなら今のうちです。退路を絶って変更します。
TXTレコードはOKだったけど、MXレコードはこっちまで伝播してくるまでコーヒーでも飲んで待て(意訳)と言われる。
という訳でお湯をわかして帰ってきて再度トライしたら All records have been verfied successfully と告げられ完了。ここまでで送受信できるようになっているはずなので確認!
とりあえず、Start Email Migration へ進んでみる。あとからadmiの管理メニューからでも実行できます。
ところが、今のところ日本語ドキュメントと実際の画面が全然一致していません。英語のドキュメントに沿ってトライしたものの、googleのAPIまわりがかなり手数が多く、書いてある通りに実施したものの淡泊なエラーが出て、エラーの詳細がわからずギブアップ(冒頭に書いた事の繰り返し)。
google側で、mbox形式でエクスポートはできているので、PC上のThunderbirdなりでインポートして参照はできた。よって、この後、
- 他のGmailのアカウントに繋いでIMAP経由で放りこめばGmailに持っていけそう
- eml形式で吐けば、zohoにもインポートできそう。ただし、一回のインポートサイズに制限がありそう