2011/06/28

ESXiをUSBブートさせる(カスタム無し編)

ESXiが起動できるUSBメモリを作りますが、まずカスタム無し版を速攻作ります。カスタム有り版を作るためにも、ESXiがとりあえず動いて欲しいので、カスタム無しで起動してハードウェアをチェックします。

簡単なのでWindowsの環境でやっつけます。

用意するもの

  • ESXiのインストーラーCDのiso
  • 占有されても構わないUSBメモリ1G(実質900Mぐらいで、1Gより大きくても無駄になるだけ)

必要なWindowsアプリ

  • tar,gzip, bzip2が扱えるアーカイバ (7zipとか)
  • DD for Windows的なもの http://www.si-linux.co.jp/wiki/silinux/index.php?DDforWindows

手順

  1. ESXiのインストーラーCDのisoを仮想ドライブにmountするなり、7zipで展開するなりして、トップにある imagedd.bz2 を取り出す
  2. できたimagedd.bz2 を 解凍 (ここでも7zipで)
  3. 解凍したimagedd を DD for Windows で USBメモリに書き込み、以上で完成
  4. usbからブート

USBメモリの再利用


この手順でブート用に作ったUSBメモリは、Windows上でパーティションも消せなくなってしまうので再利用したい場合は、DD for Windows で、適当なふつうのファイル(本当にサイズも適当でいい)をddして、エクスプローラーからアクセスしにいくと「フォーマットされてません」と言われるので、フォーマットすれば復活します。

カスタム版の作り方は次のエントリで。

2011/06/18

GoogleのMusic beta

先日、いつも通りNexusOneのアプリのアップデートしてたら、一覧の上から数個目に見慣れないアイコンがある。それが Music、アプリ一覧画面だと「音楽」ってなってるので、デフォルトのプレイヤーがこれに変わったのかも。日本からだとダウンロードできないとか、要root とか書かれてたけど、勝手にインストールされていたという事実。とにかく知らないうちにインストールされていて、ローカルの曲はふつーに再生できていたのでGoogle Musicについて調べてみた。

誰が調べても簡単に行きつく Google Music betaにInvitation Requestを送った に習いInvitation Requestを送り、待つこと数日。一週間くらいかかったかな、なかば諦めてたら昨日招待状が届いたので、早速Google Music 始めました。

簡単に言うと、自分の持ってる曲をGoogleのクラウドに放り込んで、ネットワークがあればどこからでも聞けるという仕組みです。PCならブラウザだけでいい、androidはそれ用のクライアントで。実にいい。andoroidあればWalkman要らんかも思わせるし(再生の時の音質の問題とかさておこう)、家でも音楽データの入ったPCと普段使いのPCが違うので、普段使いPC側だけで曲が聞けていい。職場でもといいたいところだけど、ただでさえ遅い回線を使うのはアレなので自粛。充電しながらAndroidで聞くのがよかろう。

これまでもAndroidで音楽を聞こうとしたら、SDカードに突っこめば聞けるんだけど、アーティスト名、アルバムアート(ジャケットの写真)とかが、そのまま持ってきただけでは上手く表示されずに凄い面倒な手筈を踏まねばならなくてうんざりしてたけど、Google music経由だと何もしないでうまく表示できてるので、それだけでもナイスです。

このサービス、今のところお金はかかってませんが、どうなるかなぁ。日本でも正式にサービス始めてほしいです。

2011/06/17

IPv6をオフに

昨日ちらっとふれたDebian squeezeでIPv6をオフにする方法。

# echo net.ipv6.conf.all.disable_ipv6=1 > /etc/sysctl.d/disableipv6.conf 
して、必要に応じて/etc/hostsからIPv6ぽいエントリ削除。再起動必要。

再起動後、ifconfig で、IPv6な表示(inet6の項目)が消えてればOK

2011/06/16

Debian squeeze の snmpd

/etc/default/snmpd で、SNMPDOPTS の定義の最後に 127.0.0.1 という記述があり、このせいで127.0.0.1しかlistenしてなく、他のホストからsnmpd へ通らないというのが、lenny まで。

squeeze では、/etc/snmp/snmpd.conf がガラリとかわっていて、どこでlistenするかもこのファイルで設定する。

まずファイルの最初にある

#  Listen for connections from the local system only
agentAddress  udp:127.0.0.1:161
#  Listen for connections on all interfaces (both IPv4 *and* IPv6)
#agentAddress udp:161,udp6:[::1]:161

こうなっているのを最後の文を生かしつつ

agentAddress udp:161

とする。IPv6もオフにしているので後半はカット。これで、snmpd をrestart前後で、

# netstat -lnp | grep snmpd 

とかするとどうなったか確認できる。

もう一つ、今までのsnmpd.confの面倒な設定は、

#rocommunity public  localhost

このコメントを外して(もちろん外さなくてもいい)、リモートから見るホスト(cactiとか)用の設定を追加するだけ。

rocommunity public  localhost
rocommunity public  192.168.x.x

変更したらsnmpdを再起動。あとは、

# snmpconf -g basic_setup

でも設定できるけど、sysLocation や sysContact など適当に。

更にこの状態でsnmpdを起動すると、/var/log/syslog に、

Jun 16 10:57:32 leda snmpd[11474]: trigger OID: dskErrorFlag
Jun 16 10:57:32 leda snmpd[11474]: /etc/snmp/snmpd.conf: line 145: Error: unknown monitor OID
Jun 16 10:57:32 leda snmpd[11474]: /etc/snmp/snmpd.conf: line 145: Error: unknown payload OID
Jun 16 10:57:32 leda snmpd[11474]: /etc/snmp/snmpd.conf: line 145: Error: Unknown payload OID

こんなエラーが大量に出るのは、 /etc/snmp/snmpd.conf 中の

defaultMonitors yes
を no にすると止まるようだ。ここは、よくわかってません。

と、こういうエントリをまめに書いてると結構書くことはあるんだけど。