2013/01/15

vCenter Converterでコケたときのリカバリ

とあるESXiホスト(4.0)で動いてるVMを、検証用のESXiホスト(5.0)にvCenter Converter Standalone を使ってコンバートしてみたところ、99% のところでコケました。ゲストOSはDebianです、バージョンは確かlenny、あ、etchかも。

スクリーンショットの赤字のところのメッセージが、
失敗: 変換中にエラーが発生しました: 「GrubInstaller::InstallGrub: /usr/lib/vmware-converter/installGrub.sh failed with return code: 127, and message: Installing GRUB1 on (hd0)... /vmware-updateGrub.sh: 59: grub: not found Error installing GRUB Error running vmware-updateGrub.sh through chroot into /mnt/p2v-src-root 」
です。どうやら、grubのインストール時にコケてそうだとはわかります。つまりVMの中身というか本体のコピーは終わってる風。

で、しばしgoogle先生にお伺いをたててみたところ、http://communities.vmware.com/thread/340943?start=45&tstart=0 の一番最後に書いてある Boot-Repair というところに行きあたり、これを使うとあっさり起動するようになりました。
  1. Boot-Repairのサイトから isoを落としてくる。
  2. ESXiホストにisoをアップロードする
  3. コンバートして99%でコケたvmのCDにisoをマウントして、そのisoからブートする(BIOSで起動順変更)
  4. Boot-Repairでブートした後は、Repair 的なボタンを押すのみ!
スクリーンショットは撮り忘れましたが、ここにメッセージで検索してやってきたような人ならわかりますよね。

そういえば、vCenter Converterってホットクローンっていうのかな、サーバーを動かしたままvmコピーできるんですが、この場合、コピー元となるサーバーは、Linuxだと ssh が動いていて、root で ssh できて、しかもパスワード認証じゃないとダメっていう制限があって、このために設定変えるのがいつも面倒なんですよね。ん、まあ、仕方ないか。

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